なみのカケラ

ポートレートとコスプレと音楽


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500回目の節目ってことで、普段思っていることをツラツラと
3.11の震災で、半月ぐらい遅れての達成です
まだまだ、余震(と言うレベルじゃないものもありますが)続いてますが、まずは自分のやれることをやると言う想いです
被災地の方々には、早く落ち着いた生活が戻ることをお祈りします

続きに本題を記載しています
内容は、
 ・カラーマネジメントが大事なこと
 ・画像掲載の責任
やや、毒も入れてますw

主目的は、問題発起で技術的な解決方法は書いていません
興味があったら、調べてください
そらみみに聞くのも有りですが、タダより高いものはありません
 「習うより慣れろ」
お金払って、講習会等に参加したほうが親切に教えてくれると思います

以上のことを踏まえて、興味があったら「続き」をポチッとなです

まず、3枚の画像を参照~

図1

図2

図3

この3枚の画像が同じに見えて、画像を掲載することもなく見るだけ!って人は以下読む必要は無いです
ブラウザがSafariか設定されたFireFox当たりだと思います
#IE9(※1)は入れてないので不明…

たぶん、相当数の人が
 えー、なんか色違うよ!
ってなっていることでしょうw

モニタによるので、これが正解!って言うのは言い切れないのですが、おおよその人は図2が正しい色になります
基本は図1は図2に比べて色が浅くて、図3は明らかに違う色になっているはず

Exifを参照してくれれば分かると思いますが、この3枚の画像は全く同じ画像です
何故環境によって、同じに見えたり、違って見えたりするのか?
画像の中に埋め込まれている設定値=カラープロファイル(※2)が違うのです

 図1:AdobeRGB
 図2:sRGB
 図3:Wide Gamut RGB

たとえば、画像に赤データがあったとします

 ①OSが画像を読み込む
 ②ビデオカードに画像データを送る
 ③モニタに写す

データは赤ですが、②と③の課程で赤は赤で無いかもしれません
OSの違い/ビデオカードのメーカー・ドライバ/モニタのメーカーでそれぞれ赤の解釈も違っています
そんなことなので、データは赤なのに、あっちだと緑に見えたりとか、こっちだと青に見えたりするのです
# 分かりやすく言うと、【方言】だと思ってください

そんなバラバラな状態を統一するため、IEC(国際電気標準会議)ってところがsRGBを提唱しました(※3)
それを元に各メーカーが規格に合わせてデバイス・ドライバが作られて、ハッピーになるようにみえました

ここでWindowsさんが罪を犯したのです
業界がsRGBで統一されたのだから、みんなsRGBでデータとかモニタとか作ってね!
ってことで、Windowsたんは、カラーマネジメントを放棄したのですwww
オレは食べたものをそのまま吐き出すよ~的なね orz
まだブラウン管モニタの時代はよかったのですが…

かたや、Macintoshさんは、ColorSync導入でOSがきっちりとしたカラーマネジメントをやってくれるようになりました
モニタさん・プリンタくん・データたん! 色情報教えてくれたら、同じ色になるように食べて、吐いてあげる! 的な感じ
# Macの罪はWYSIWYGに長い間こわだり過ぎた事

さらに同時期に別の混乱が起きました

 1998年 Photoshop 5.0 発売

今まで、sRGBを想定していたところにカラーマネジメントを導入したのです
これにより、色の管理が厳密化したのですが、知らない人にとっては混乱です
WindowsさんでPhotoshopだけを使う場合は問題にはならないのですが、ペイント等のカラーマネジメントに対応していないアプリで画像を見た場合、上図のような現象が起こってしまいます
はて? なんぞ? なぜ色が違う?? と言う感じ
また、カラープロファイルによっても色が違うので、何を選択していいのか分からない
技術だけ進んで、知識が追いつかない状態でしたし、そ~言うことを意識しないとまともに使い物のにしてくれないWindowsさんは罪深い存在になったのです
そんなことで、ニワカのフォトショパーは混乱したのです(※4)

Macintoshさんは、OSレベルでカラーマネジメントしているので、アプリ関係なくこのような現象は起きません
意識しなくても、OSが勝手にやってくれるからね!

そんな罪深いWindowsさん、罪を認めず突き進みますwww

そして、時が流れ、インターネット/Webコンテンツ時代に突入なのです
さらに、モニタはブラウン管から液晶にシフト
液晶はブラウン管より容易に、色帯域が広く表示されるのです!

そして、1998年にAdobeが提唱したカラープロファイル AdobeRGBが注目をあびるのです!
これに対応した液晶モニタが次々に登場(※5)

ハードも含めて大きく環境がシフトし、カラーマネジメントを無視した画像がネット上に氾濫しまくり、またまた混乱が起こるのです

具体的な例は下図

モニタ Viewアプリ 画像ICC 画像
sRGB ICC対応 AdobeRGB
sRGB
Wide Gamut RGB
ICC非対応 AdobeRGB
sRGB
Wide Gamut RGB
AdobeRGB ICC対応 AdobeRGB
sRGB
Wide Gamut RGB
ICC非対応 AdobeRGB
sRGB
Wide Gamut RGB
ノートPCに画像を表示して、撮影
キャリブレートしてないので、メーカーのチューニングでやや青っぽく写っているかもです
青BGになっているところが、正しい色になります

ちゃんとカラーマネジメントされていれば、どんなものでほぼ正しい色で見ることができます(※6)
カラーマネジメントがどこかでもやっていないと、どれが本当の色なのかわからなくなるのです(※7)

画像にカラープロファイルがあれば、正しく表示する責任はメーカーと見る側にあります
MacintoshさんはColorSyncのおかげで、古くからその責任を果たしています
ところがWindowsさんは、未だに果たしていません
WindowsVista(黒歴史 その2)でWCSが出来ましたが、まだまだ使い物になるレベルのものではない
Windows7たんも同レベル
結局、アプリの対応も必要だし、WCSでの設定も必要
今までsRGBしか無かったところに、ほかのカラープロファイルも使えるようになったよ! レベル
しかも、WCSの使い方が難しい orz
# と言うより、自分が思うところの概念がWCSに適応できない…


さて、ここからが本題の本題
画像を掲載する者の責任です

カラープロファイルが埋めこまれていれば、掲載者の意図通りに見せることができるので、あとは見る側の責任になります
# OSレベルで対応とか、アプリで複雑な設定をしないとダメとかはありますが


では、カラープロファイルが無い画像はどうでしょ?

その画像がsRGBなのか、AdobeRGBなのか、はたまた別のカラープロファイルなのか、何か分かりませんね
sRGB前提で作って、sRGB環境で見ることを想定している時代は終わったのです

ノートPCでもAdobeRGB対応の液晶を搭載した物もありますし、単体モニタにいたっては相当の機種がAdobeRGB対応を唱っています
メーカー的には、「今までより広い色帯域で、鮮やかに見える!」と言えば、消費者の購買意欲が増しますからね
その後、ちゃんとケアしないところは罪ですが

そんないろんなモノが氾濫しまくりの状態で、物を正しく見せようとした場合、見せる側の責任も重要になってくるのです
自分が伝えたい正しい色が、カラープロファイルが無いことで正しく伝えられないのです

たまに、AdobeRGBのカラープロファイルを埋め込んでいる人が居ますが、何を見せたいのか疑うところ
まぁ、カラープロファイルを埋め込んでいない人に比べると全然マシなのですが、AdobeRGBな環境を持った人がどれぐらい居ることを考えると、やっぱりダメだと思います

ネットを見てて、「おっ、これイイっ!」と思って、Exif見てカラープロファイルが無いとガックシとします
何度も言いますが
 【作品の意図が正しく伝えられない】
からです
その色が掲載者の意図通りに表示できないので、赤く見えるものが、実は青色です と言う作品に見る価値があるでしょうか?
前提条件に、「色は見る環境により違います。 それは意図してそうしています。」とあれば話は別ですが…

事をなす上で、最低限の知っておくべきことがあると思います
たとえば、【車を運転で、走らせることは出来るが、止めることが出来ない】と言った感じです
 車の運転:画像を見せる
 走らせる:画像を掲載
 止める:カラープロファイルを入れる
走らせることと止めること、どちらが重要かの判断は任せるとして、自分は、事故るぐらいなら走らせるな派です

また、よくある「うまくいかなかったので、リベンジ希望」とか書く人も居ますが、もう目も当てられません
知るべき知識を得ないで、実は知っておくべきところを押さえられてなかった場合とか…
恥ずかしいですねw

基本的にカラープロファイルはExifに含まれていますが、掲載までのプロセスで消えたりもします
また、意図的に消す方法もあります
Exifを消すのは良いのですが、カラープロファイルまで消してしまっては意味がありません
残し方が分からないのであれば、Exifは消すべきではありません

そして結論は

 知識/手順を持ってないなら、Exifは残そうぜー!
 レタッチしてるなら、明暗の数値は意味をなしていないしね!!

ってことです
# 自分もカラープロファイルを残しつつExifを消す方法を見つけるのに苦労しました ^^;
# もっと簡単に、手軽に出来る方法は無いのかと…

質問等はコメントで!
技術的なことは、お答えできるか謎ですが、指摘等々がありましたら遠慮なく!


注釈
※1 自分のところに入っているIE9は初期のRC版
カラマネ対応しましたとか言っていたので意気揚々と入れてみたらダメでFireFoxに逃げたのです
で、よくよく調べてみると対応してました
どうもExifが無いとダメっぽい
リリース版は、まだ入れてないので、最終的な使用は不明っす
#まず、このエントリーをアップすること優先 ^^;

※2 データ・デバイスでもっている固有の色情報設定
ICCプロファイルとも言う
たとえば、私の赤は数値化すると、こーですよ
 データ:RGB(255,0,0)
 モニタ:RGB(128,0,128)
 プリンタ:RGB(0,0,255)
と言った情報
OSはデータを読み取って、モニタに出力する際にRGB(255,0,0)をRGB(128,0,128)に変換する
で、このRGB値はデータとかモニタとかによって違うので、その固有値をOSに教えるための設定
※RGB表現は分かりやすく説明するための嘘です。 設定内容は全く違うものです

※3 骨組みはMicrosoftが決めて、提唱はIECがやった認識

※4 私のことですwww
Photoshop3とPhotoshop5.5で同じデータ読んでいるのに色ちげーし!
とかで、結構悩んだ時期があった ^^;

※5 sRGBよりAdobeRGBの方が表示できる色の範囲が大きいのです
ただ、いまだになぜ印刷向きなのか理解してない…
CMYKってsRGBより色帯域が狭いのに、印刷の最終出力ってCMYKっしょ???
#特色対応?

※6 100%同じにはならないです
モニタによっては、物理的に表示できない色もありますから
その場合は、それに近い色を表示してるはず

※7 今回、カラープロファイル付で説明してますが、もっとも発生しうる例は下記
よく分からないのに、色帯域が広いからAdobeRGBで撮影して、sRGBモニタでレタッチをする
一応 アプリはカラマネに対応しているから、擬似的にAdobeRGBを表示するので違和感はそんなにない
Web掲載時にExif削除して、カラープロファイルが無くなって、ブラウザで見たときに、色が浅く見えてしまう
それに違和感を感じた人は、どんどん色が濃いレタッチになって、データが破綻するスパイラル

すべてをsRGBで統一すれば、一応 カラープロファイルを削除しても大丈夫
おおよその人は、sRGBモニタですからね

見る側にもそんな知識無く文句言う人も居るかもですがね…

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コメント

( ̄□ ̄|||!
重要だとしりつつ、難しそうだと思って放置してるカラーマネージメント。
重要性がわかりました。

勉強します。。。
2011/04/27 21:45  だい  URL  #RfYBiWQs  編集


まぁ、普通には気づかないところなんですけどね
うちの場合、遍歴がいろいろあって、知識としてあったんで

想いの詰まったものだったら、想いが伝えるためにやるべき事はやらないとね
ということです
2011/04/29 00:52  そらみみ  URL  #-  編集


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